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| 〜ラスクのように皆に愛されたい! RusK編〜 |
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うおいっす! 今回の「突撃!! 現場訪問」は、6月23日に新作『君と恋してむすばれて』を発売するブランドRusKなのDA。
ハイ、RusKといえば、代表の柊★たくみ氏さんが作ったパロディ同人ソフトが一時期、話題になりましたよね。
うむ、マスターアップ直後の開発室にお邪魔して、同人、商業を始めたきっかけや、新作へのこだわりなど色々とお話を聞いてきたYO!
それではいってみましょう!
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| お話を訊いたスタッフ |
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代表・シナリオ担当:柊★たくみ氏
RusK代表、兼シナリオを担当。柊の後に入る星はたまに変わり、それによって読みが☆(ほし)/★(ぼし)と変わる。
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シナリオ担当:P助氏
新作で花守ひなたシナリオを担当。現在、住所=会社と同じらしい。
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―― ブランドを作ったきっかけを教えてください

柊★たくみ氏(以下、柊):SoundTailで作った『カラフルBOX』の後、原画の浅葉さん達とまた一緒に仕事をしようって話をしたのがきっかけです。スタッフは現在3人しかいないので、彩色などを外注に出しても人手が足りなくて結構厳しいです。
―― ブランドの名前の由来を教えてください

柊:ブランド名を考えていたとき、たまたま駄菓子屋で買ったラスク持ってたんで(笑)。ラスクみたいに皆に愛されるブランドになれば良いと思ってつけました。…後付けですが(笑)
―― ゲームを作り始めたきっかけは?

柊:もともと作りたかったというのはあるんですが、直接には知っている方が作ったゲームなんです。そのゲームは、お話はかなり面白かったんですが、選択肢を間違えるとすぐにバットエンドになってしまうもので…。これは選択肢がないノベルでもいいんじゃないかな、と思ったのと同時に”俺が本当のバッドエンドを見せてやる!” とも思いまして。
そこで、同人活動の相方の宝城芯哉と一緒に作ったのが、マルチバッドエンドシステムを搭載した同人ゲーム『Kanoso』」(※1)です。あれで正しいバッドエンドの出し方を自分なりに世間にアピールしたつもりなんですが、何か大きな間違いをしたような気もしますね(笑)。パロディの元ネタが当時、大人気のゲームだったので、色々叩かれてけっこう凹んだりしました。
※1 同人サークル「いつものところ」デビュー作で、keyの人気ゲーム『Kanon』の二次創作となる『Kanoso 〜思い出を壊す物語〜』
―― 商業をやろうと思ったきっかけは?

柊:ちょうどそのころから同人ゲームのブームが始まったんですよね。当時の有名サークルさんは大体、今は商業になっているんですが、当時の僕は同人で結構ファンが結構ついてくださったのもあって、このまま同人でもいいかなぁなんて思っていました。そんな中、1999年頃かな、「すたじおみりす」の立ち上げ話があって、紅涙さん(※2)からやらないかって声がかかったんです。いやもうこれはプロポーズかな?って思って受けましたね(笑)。
※2 「すたじおみりす」プロデューサーの紅涙妖魔氏
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とりあえず千葉名産のMAXコーヒーで乾杯してインタビューを開始。『カラフルBOX』でもネタになっているゲロ甘のコーヒーなのだ。
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―― 柊さんがシナリオを書き始めたきっかけを教えてください

柊:『いただきじゃんがりあん』は当初、シナリオではなくディレクターとして参加予定でした。実際にディレクションなどをしていたんですが、原画の浅葉さんが描いてきた、とあるキャラクターのCG見た瞬間にハァハァしてしまいまして(笑)。そのキャラのシナリオを書かせてくれ!って直訴したのが始まりですね。本当はその1キャラだけだったはずなのに、いつの間にやら半分くらい書く羽目になってましたが。
―― 原画の浅葉さんについて教えてください

柊:同じく「すたじおみりす」の仕事で知り合ったのが最初です。現在、RusKの作品でメインの原画をお願いしているのは、見ているうちに絵に惚れこんだということもありますが、パロディ・ギャグのイメージがある同人活動とは別にしたいと思ったのもありますね。ただ、『カラフルBOX』では、同人時代のファンの方向けのカラーを残すという意味で南向さんにもお願いしました。
―― 『カラフルBOX』をつくったきっかけは?

柊:商業に移行するにあたって、今後どんなゲームを作っていくべきかを考えたとき、良くも悪くもやっぱり学園ものは基本だと思ったんです。そこで自分がどの程度のものを作れるか確かめるという意味も含めて、ラブコメ学園ものでいこうと思いました。
―― ADVゲームに隠しCGがあるというのは面白いですよね

柊:イベントCGを増やすのもいいんですが、アドベンチャーの中に遊びの要素を入れたかったんです。そこで開発の中で話し合った結果、最初に出たのが日付、あとF12キーを押しながら終了ってのでした。ノーセーブクリアのご褒美としてバズーカ砲CGが出たりもしますよ(笑)。
当初、某格闘ゲームのコマンドを、ゲームを立ち上げてロゴが出ている間に入力ってのもありました。でも、南向さんとキーボードで打ってみたら無理だったので簡単なコマンドになったりとか(笑)。色々ありますけど基本的にはゲーム中に全てヒントがありますよ。
―― 何故、主人公がサムズアップするシーンが多いんでしょう

柊:当時、同人関係の友人達が作業をしている場所の一角でシナリオを書いていたんです。その時に某特撮番組(※3)を毎日、朝昼晩と見せられたせいです(笑)。それからその特撮シリーズネタは色々と使ってます。
※ 当時、既に放映が終わっていた「仮○ライダーク○ガ」らしい
―― ユーザーの反応はどうでしたか?

柊:おかげさまでそこそこ売れてくれたんですが、色々突っ込まれるところもありました。ですから評価された点よりも、反省点をしっかり今後に生かそうと思っています…特に〆切とか(笑)
―― 一回クリアするとポンジャン風のミニゲーム「からぶち」がプレイ可能になりますね

柊:「からぶち」は、ただ単にゲームを作るだけじゃ面白くないので、何かオマケっぽいものをと思って入れました。入れたのは製作の半ばくらいなので、そのせいで製作が遅れたわけではないですよ! (笑)
同人活動でもよく作っていますが、ミニゲーム好きなんですよ。だから、”ゲームならば遊べなければならない”と思って入れているわけではなくて、入れたら楽しそうだなって思って入れています。
ただ、今のユーザーさんにはあまり受けないんですよね…。
―― ファンディスク『空缶 -KaRaKaN-』もミニゲームが遊べます

柊:『空缶 -KaRaKaN-』は個人的に遊べるゲームを目指して作ったので、それなりに遊べると思うんですが、逆にコンプリートも大変になっちゃいました。あと、実質的にストーリーがコスプレエッチしかないので、もっとストーリーモード入れろって声もありました。
自分のやりたいことを入れすぎたかなぁ、と反省しています。今後はもう少しユーザーさんの希望に沿ったものを入れていこうと思いましたね。
―― 『カラフルBOX』で個人的に一番お気に入りのキャラは?

柊:綾音ですね。最初は一番どうでもいいキャラクターだったんですが、シナリオを書いているうちに気に入りました。他の女の子とのストーリー、最後に主人公の背中を押すシーンがいいなぁ、と思っています。自分の思いは成就するよりも諦めるほうが多いじゃないですか(笑)
―― 新作『君と恋して結ばれて』開発のきっかけは?

柊:『カラフルBOX』のシナリオを書いているとき、後半部分、つまり恋人になってからの期間が短めかなって思ったんです。他のメーカさんの出すゲームでも、後半キャラごとのシナリオに分岐した後は、ラブラブになってトラブルがあって、最後にHしてエンドって部分が短いのが多いですよね。じゃぁ恋人関係になってからを全編通してやってみたいと思って企画したんです。
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| 社内を激写! |
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開発室で放し飼いにされているインコのぴちちゃん。上の写真の文鳥とあわせて3匹の鳥が飼われている。インタビュー中も右に左に大活躍でした。
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大活躍…というか、肩に乗ったと思ったら粗相されました。しかも複数回w
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―― オムニバス形式のゲームは珍しいですよね

柊:最初は主人公&ヒロインが二人づつで、二組それぞれの視点からストーリーを見ていく形でした。それが、P助さんがシナリオに加わったことで三組になったんです。
恋愛もののゲーム全般に言えると思うんですが、主人公に友達がいなさすぎると思うんです。個別ルートに入ると、大概ヒロインと主人公が二人きりの世界になっちゃうじゃないですか。そうではなく、恋愛によって主人公が変わっていく様子や、友達との関係の中での恋愛というものも重視したかったんです。自分にとって友人はとても大切なものだと思っていることもありますね。
―― ストーリーの見所は?

柊:各キャラごとの視点に注目してほしいですね。時系列が重なる部分もあるので、ある主人公のお話でヒロインとラブラブだったのが、他の主人公からは、あの時はこんな感じに見えてるのか・・・とか、あの時はこんな気持ちで話していたんだ。…っていう所を楽しんでください。あとは友人との絡みのコミカルな部分とか…。

P助:僕がシナリオを担当した、ひなたは、元気で馬鹿なところが特徴で、シナリオを書いているうちに勝手に動き出しちゃいました。そんな元気なところを見て欲しいですね。

柊:登場人物の人数が少ない分、あえて個性をしっかりとつけたのでキャラは立っていると思います。また、中盤あたりからストーリーは駄々甘な展開になっていくんですが、ゲームでの一年間に渡る恋愛を通じて、登場人物達がどのように変わっていくかにも注目してほしいですね。恋愛に醒めたクールなキャラが付き合い始めると崩れていくところとか(笑)

P助:エッチした後の様子や、恋愛の進展具合を他のカップルから見たりも出来ますよ。女の子同士で「どこまでいった?」みたいな会話をしていたり、それを知った男達が愕然としたりするような、主人公とヒロインの縦の繋がりではなく、友人同士の横の繋がりの部分も楽しんで欲しいですね。

柊:まあ、男女はちゃんと繋がるんで、横も繋がろうということで……最低ですね俺(笑)

―― HPでは初体験をうまく描きたい、と言っていましたね

柊:実生活でも初体験ってうまくいったり、いかなかったり色々あると思います。そんな初体験の後の様子を主人公達の体験を通して描こうと思ったんです。だから経験者の方はプレイして自分の経験と比べてニヤっと?して下さい(笑)

P助:未経験の人は予行演習にどうぞ(笑)

柊:それは半分冗談として、HシーンはイベントCGの1/4くらいあるので純愛物にしては結構あると思いますよ。
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| 社内を激写! |
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開発室にある冷蔵庫の脇にあるホワイトボードには食料状況が。兵站(へいたん)の管理は戦闘の基本ですね。
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―― 今回は原画に南向さんは参加されていませんね

柊:南向さんにお願いしちゃうといつもと同じカラーになっちゃうんですよね。だから同人や『カラフルBOX』とは違う方向性のものを作って、もう少し自分の幅を広げたいと思ったんです。ストーリーも今まではコメディが半分くらいだったのを、少しコメディ色を薄めてストーリー度を上げています。最初はキャラクターも黒髪メインでリアルな部分を出していこうと思ったんですが、スタッフや原画の浅葉さんからもうすこしアニメチックにしようという意見が出てカラフルになりました。
―― 今回はミニゲームやネタは?

柊:今回は一般的なアドベンチャーゲームを意識して作ったので特には仕込んでいません。ただ、ストーリーはアニメを意識した話数タイプになっていて、1話が20分〜30分くらいのプレイ時間で進むようになっています。『カラフルBOX』と同じく、選択肢で好感度をチェックしているわけではないんですが、選んだ選択肢によってその後の話の展開が少しずつ変わるので色々試してみてください。それなりに、やり応えはあると思いますよ。
―― 今後について教えてください

柊:いくつか構想はあります。『カラフルBOX』のスタッフ再結集は、いつかやってみたいとは思いますが、それだとせっかく今回、方向性を変えた意味がなくなっちゃうので難しいところですよね。個人的な意見としては、ラブコメ系ではなく、今回とはまた少し違った方向で作ってみたいです。
―― ありがとうございました

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| 最新作 |
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『君と恋して結ばれて』 (2006年6月23日発売)
STORY
桜が舞い散る季節、1人の少女との再会が、今までの何気ない日常をかけがえのない時間へと変えていく…。
グループ交際をしている6人の男女の友情を描きながら、それぞれ彼女が存在する3人の主人公を操り、ヒロイン達との愛を確かめ合う青春恋愛アドベンチャー。
■ 作品情報
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| 読者プレゼントのお知らせ! |
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RusK様からGalge.com 読者の皆様にプレゼントを頂きました。
・PCソフト『君と恋して結ばれて』・・・3名様
・PCソフト『カラフルBOX 通常版』&『空缶』&カラフルBOX原画集セット…3名様
以上をプレゼントいたします。(7/11 正午締め切り)
また、記事についてのご意見ご感想も募集しています。沢山のご応募、ご感想をお待ちしています!

応募は締め切りました。 当選発表は発送をもって代えさせて頂きます。
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RusK 
(C) RusK
2006/06/20 公開
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